その上澄みを舐めるかのようなリークの話が伝わってくる。その上積みは,確かなようで。
9月にリリース予定の,マックOS Xバージョン10.1「ピューマ」のテストバージョンがインターネット上で勢いよく広がっている。少なくとも3つのビルドが出回っており,CNETニュース・コムが確認した「5F24」では,OSの起動,ソフトの起動時間が大幅に改善されていた。
この10.1,7月30日にThink Secretがスクリーンショット入りで記事を伝えていたが,現在はアップル社からのリクエストで削除されている。HLを回ると,それらしきディスクイメージがみつかるが,さすがにCD1枚分(しかもまだ完成版10.1ではない)を入れる気にはならないので,楽しみに待っていることにしましょ。よさげな印象が強いし。
アップルとしては,ウインドウズXPへの期待感が高まる前に,興味のある人の手にはOS Xを行き渡らせたいと考えているだろう。そのためにも,OS Xの徹底的な見直し,コンポーネントの最適化はかなり大幅に行われているようだ。まぁまだ1月ちょっとあるわけで,期待の気持ちだけがはやるのだが,デジタル・ハブとしての周辺機器の対応(CD-R,DVD-R,プリンタ,デジカメなど)も動き出してきており,あとはより快適な作業環境が手元にあれば,それで十分となる。そのための10.1。もちろん,まだまだ先は長いが,この上積みには,手を伸ばしたい。
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